なっちミュージカル「白蛇伝」

11月19日、やっとミュージカル「白蛇伝」を観に行きました。
感想を多めに(爆)

今回は夜公演。

前情報として、いろいろなレポを読んでると「予習してないと物語が分からない」という言葉がたくさん見られたので、開演前はパンフを読んで主要メンバーの方々の役柄、相関図を頭に入れて臨んだのですが。

ホント、これやってて良かったです。

じゃなきゃ、途中で物語を楽しむの止めてしまってたかも(^ ^;。

ま、それはそれで、その時はなっちだけ楽しむっていうのもありだったかもしれないけど(爆)。

以下、最後までのネタバレあり

難しいかも、と思えたのは天帝(声のみ?)、須佐(スサ 右近さん)、鑼美亜(ラミア 彩輝さん)、胡媚(フーメイ 仁科さん)の関係かな。

天帝(兄)と須佐(弟)は兄弟の関係にあって対立してて。

天帝に仕えながら鑼美亜は須佐に対して想いを寄せてて。

でも人間界では雄佐(オサ =須佐)と那妓(ナギ 仁科さん)が想いあってて。

で、その那妓は体の中に人間界へ下ろされた胡媚を封じ込めてて。

胡媚は天帝に操られて地上をなくそうとしてて。

なんつうか、、、、、、、

天帝に仕えてるはずの鑼美亜が須佐の味方で。

白蛇族(鑼美亜)と妖魔族(胡媚)が対立してる中に天界(天帝)と須佐の対立も交じり合って。

その中で白素貞(ハクソテイ なっち)と許仙(シュウセン 喜之助さん)の恋愛を描きつつ、最後は愛という心をテーマにした壮大な話に持っていっているので、もう何が何だか(爆)。

書いてても何が何だか(更爆)。

1部はストーリーを追いながら人間関係を追ってるだけで終わってしまう可能性もあるので、ここで理解できるかが2部をより楽しめるかの鍵になってると思います。

でね、世界観もけっこう難しくて(^ ^;。

初めは原作みたいに中国の昔のお話なのかな?って思ったんだけど、島には昔のテーマパークの残骸があったり、人間界には舞台となっている島しか残っていなかったり。

近未来の出来事っぽく描かれてる部分があるんですよね。

なぜ人間界がそんな状態になってるかっていうと天帝が人間界を破壊してしまっていたためで。

で、唯一残った舞台である島を守ったのは須佐であったり?

一応、自分の中で、こう解釈したんだけど合ってるかな(^ ^;。

最後の人間の心、愛について壮大に語ってる所と合わせて、世界平和を語ってるのかな、と思わせることが、すごく話を詰め込み過ぎてて。

演出、脚本があまり芳しくないと評判が立ってる理由なのかなとも思いました(微毒)。

一応、初日の頃と比べて、脚本や演出も少しずつ改善されているようで、分かりやすくはなってるみたいですが。。。。。

と、いろいろ言ってますが、相関図を予め読んでいれば楽しめる範囲って思います。

なっちもカーテンコールで言ってたように、2回、3回と足を運べばより楽しめるかと。

まぁ自分は今回だけしか行けないんですが(自爆)。

千秋楽行きたいなぁ…(ボソッ)。。。。。。。。


主要メンバーについて。

まずは雄佐、須佐演じる、市川右近さん。

歌舞伎の方なので、けっこう押さえ気味に演じてらっしゃったと思うんですけど、セリフや歌は歌舞伎な感じがして。

でも逆にそれがあらぶる神 須佐の威厳とか強さとかを感じられたかなと思いました。

やっぱり存在感とかすごいね、本物は。

いるだけで絵になるのは、さすがでございます(`・ω・´)。


鑼美亜演じる、彩輝なおさん。

やはりミュージカル畑の人は歌とかセリフとか上をいってる感じがしました。

大事な場面でちょっと噛んでましたが(^ ^;。

絵になる凛とした立ち姿とか、この方もやはりカッコイイ(・∀・)!

なっちは右近さんや彩輝さんのような方々からいっぱい学んで欲しいなと思います。


胡媚、那妓演じる、仁科有理さん。

この異なる2役を演じて、脚本上、すごく話が分かりづらくなりそうな役でしたが。

でも那妓は優しさを感じたし、胡媚からは妖しさを感じることが出来ました。

次は是非、チーム「白蛇伝」の飲み会へ(笑)。


白娘(パイニャン)、白素貞演じる、なっち。

法界(ホッカイ)演じる桝川譲治さんから、ブログでとてもお褒めのお言葉を頂けるぐらい、すばらしい演技をしていた、なっち。

愛する人への想い、哀しみにくれる想い、いろいろな想いを歌や演技で表現してくれました。

舞台での歌い方、演じ方とは、ちょっと違った歌い方、演じ方なのかもしれないけど(なんつうかコンサート風、ドラマ風とでも言うのかな?)。

それでも観てる人達も共演して下さってる方々からもイイ評判を得る演技をしてくれてるので、非常に嬉しいし、すばらしいって思います。

ホント、気持ちが入ってて良かったよなぁ…。

なっちの良さの一つは、この気持ちの込め方だもんな(≧∇≦)。

歌に関しては、いつもは愛ある なっ声で癒される感じなのに、今回は愛ある熱い想いが感じられて。

心が熱くなる歌声でした(^v^)。


他にも、
白素貞との恋愛関係が非常に羨ましい(爆)、許仙役の市川喜之助さん。
白蛇伝」を舞台俳優の視点からズバズバ切って頂いて、でも愛あるお言葉が嬉しい、法界役の桝川譲治さん。
アドリブが楽しかった、憂波(ウパ)役の幸村吉也さん。
女形を初めて生で拝見させて頂いた、伽屋(カヤ)役の市川喜昇さん。

などなど、たくさんの共演者の方々のすばらしい演技を堪能させて頂きました。

今後も、なっちを一つ、よろしくお願いしますm(__)m。


と、忘れちゃいけない、青魚(シャオチン)役の福田花音ちゃん。

ぶっちゃけ、なっちと一緒だからハローの子を入れてもらった、的な感じを受けてたのですが(^ ^;。

他の子役の子達より、贔屓目無しに良かったかなぁ。

歌も演技もアクションも申し分なく、白素貞に仕える非常に重要な役柄を見事演じてました。

アクションなんて、なっちよりうまかったんじゃないかな(^ ^;。

ま、なっちの得意分野じゃないっていうのもあるので、歌舞伎ヲタ、ヅカヲタの方々には多めに見て欲しい部分なんだけど(苦笑)、花音ちゃんは軽快な動きをしてました。

師匠、花音ちゃん目当てで是非「白蛇伝」を(笑)。


そして最近、某巨大掲示板のコンスレ等で大人気(爆)の桔梗(キキョウ)演じる、相沢真紀さん。

いつも最新の「白蛇伝」情報をありがとうございます。

そして、面白ネタをありがとうございます(笑)。

ブログで歌や演技を心配されてますが、とても良かったですよ(^v^)。

と、褒めると伸びるタイプらしいので、褒めてみました(爆)。

いやホント、演じてる姿はブログの印象と違いましたから(更爆)。

今後も楽しいブログ、期待してます。

って演技じゃないんかい!(笑)

すみません、相沢さん。オチに使わせて頂きましたm(__)m。


ということで、演出、脚本にイマイチな部分があるんでしょうけど、自分はかなり楽しめたし、なっちのすばらしい歌と演技が観れて、非常に満足しました(^v^)。

19日夜公演はDVD撮影が入ってたし、法界さんの危惧されていたカーテンコールもWカーテンコールになって、非常に貴重な公演が観れて良かったです。

このまま観客の拍手で何度でもカーテンコールをして欲しいんですが、今日もまた一度で終わってしまったようで…。

主催者側(劇場側?)も、もう少し観客の意図を汲んで照明を点けたりアナウンスを流したりして欲しいな。

そんなに早く帰りたいのか?(毒爆)

この辺りの改善を願いつつ、千秋楽まで体調管理に気を付けて、なっちも共演者の方々も突っ走っていって欲しいです(`・ω・´)。


いつものなっちコールが出来なかったので、ここで。

なぁ〜〜〜〜〜ちぃ!
なぁ〜〜〜〜〜ちぃ!
なぁ〜〜〜〜〜ちぃ!

なぁ〜〜ち最高!パパンパパンパン!
なぁ〜〜ち最高!パパンパパンパン!
なぁ〜〜ち最高!パパンパパンパン!

ばんざ〜〜〜〜〜い\(^o^)/
ばんざ〜〜〜〜〜い\(^o^)/
ばんざ〜〜〜〜〜い\(^o^)/